四国で住みやすい街ナンバーワンは徳島県の「石井町」 大東建託4県満足度調査

徳島県石井町は四国で住みやすい街ナンバーワン―。賃貸住宅建設大手の大東建託(東京)が11日、四国4県で実施した居住満足度調査「いい部屋ネット 街の住みここちランキング2020」の結果を発表し、四国で最も住み心地が良い地域に石井町が選ばれた。行政サービスが充実し、親しみやすい点が評価された。藍住町が8位、鳴門市が10位に入った。

市場調査会社にモニター登録する20歳以上を対象とし、2019、20年にインターネットで居住地の満足度を尋ねた。50人以上の回答が得られた自治体について結果に基づく偏差値を算出し、順位付けした。四国全体の順位公表は初めて。偏差値50未満の自治体はランキング未掲載。

石井町は「行政サービス」「親しみやすさ」「生活利便性」「静かさ・治安」の4項目で満足度が高かった。総合評価の偏差値は67・0で、観光・商業施設や中高層マンションの建設が進む香川県宇多津町を1・4ポイント上回った。

石井町の居住者コメントでは「役場や郵便局、スーパーなど必要最低限の施設に徒歩や自転車で行ける」(34歳女性)「住宅などが適度に集まり、日常の買い物に困らない」(43歳男性)と回答。近所付き合いなどが煩わしくなく、家賃・物価などが安い点も魅力に感じている人が多かった。

県内2位は藍住町で、交通や生活の利便性の高さが評価され、「商業施設が多く、田舎の中の都市という感じ」(27歳女性)「静かで住みやすく、幹線道路も車ですぐ行ける」(33歳男性)といった声が寄せられた。

このほか3位鳴門市、4位徳島市など、6位まで県東部の自治体が占めた。美馬市が7位に入った。

 大東建託賃貸未来研究所の宗健所長は四国の状況について「県庁所在地周辺の街が上位に選ばれている。車移動のライフスタイルが定着しており、人口が増えている郊外の住宅地やショッピングセンターの存在が大きい」と指摘。利便性と住環境が両立する場所や、合併せず町の特徴が残った地域が評価される傾向にあると分析している。

 「住みたい街ランキング」もあり、県内の869人が投票した。徳島市が最も多く、「県内で一番栄えている」(34歳女性)「何をするにも、どこへ行くにもこの上なく便利」(59歳男性)など移動や生活の便利さが関心を集めた。2位は藍住町、北島町だった。

 <調査の方法>住みここちランキングは19年3月26日~4月8日と20年3月17日~4月3日に実施。総合評価のほか、行政サービスなど8項目55設問を「大変満足」から「大変不満」まで5段階で評価した。県内は1551人が回答した。

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